ノープランNZ旅行記 38日目 其の参

Tauranga空港に到着し、市街地の場所をMapで確認した。

空港から市街地までは歩いて2時間かからなそうだったけど、この時すでに15時頃で、

市街地へ向かう途中にある橋に歩道があるか分からなかったから、バスに乗ることにした。

バスに乗って市街地に向かう途中、Google Mapを見ながら乗っていた(アナウンス無いから場所を判断してボタン押さないとなので)。

この時、途中からMapのルートと違う道を通っているなと思った。

まぁでも着けばいいやと思っていたら、「道間違ってるよ!」的なことを乗客が叫んで、バスの運転手が笑いながらなんか言っていた。

バスの運転手が道を間違えることがあるとは!ゆるい!(笑)

日本では考えられない出来事だった。

いやでも、これくらいがちょうどいいんじゃないかな、なんて思った。

時間に数分遅れたからって目くじら立てて怒るよりかは。怒っても何も生まれないし。

そんなことを考えながらバスに乗っていた。

市街地へ向かうとき、事前に調べていたオーガニックショップをまずは目的地にしていた。

ただMapの指示とは違う場所で降りてしまったので、そこから歩くことにした。

歩いていると、雲行きが怪しくなってきた。すると、案の定雨が降ってきた。

空が明るかったからすぐやむだろうと思ったけど、結構雨足が強くなってきたので、

木の下で雨宿りをしつつその間にこの日の宿の予約をすることにした。

当初、タウランガで暮らすように過ごす!1ヶ月!なんて思ってきたけど、Airbnbでは良さげな宿が1カ月もの間予約できそうになかった。

ただ、この時思ったのが「いきなり1ヶ月って決めるのどうなん?」ということ。

何事もまずはスモールステップだよな、と。

まずは1週間とか数日過ごしてみて、長期滞在するかを決めた方がいい。

と思って宿を探してみたけど、やっぱり無かった。そもそも候補に挙がってこなかった。

なので「今回は2泊できるところを探そう」と思い直した。

次の日オンラインで話す約束もあったから、宿を決めるのが優先でもあったし。

あと、実はこの辺りは長期滞在する感じではないかもしれないし(あくまでも俺的に)とも思った。

そして、近い場所に宿の確保ができたので、オーガニックショップに再び向かい始めた。

が、そこまでまだ15分くらいかかる。雨もまだ降っていた。

「これ、今行く必要ある?」と思い始めた。

まずオーガニックショップに行こうと思ってなんとなくで来たけど、たぶん着いても店内を見ておしまいになりそう。

別にこの時お店に行く必要が無かった。買いたいものも無かったし。

「せっかくここまで来たから」という気持ちももあったけど、ここから15分かけて向かうよりも戻った方が今日は時間的には有効かもと思い直して、来た道を戻り始めた。

この時は良い判断だったなと思う。

これを書いていて思ったのはボーイング社のこと。開発にお金をかけ過ぎて、ダメだと気づいても後戻りできなくなったという話。

途中まで進んでから戻ることも時には必要だよな、と改めて思った。

そのまま街中まで戻って来て、晩飯を食べる場所を探すことにした。

オーガニック的なモノを食べたい、と思いつつも、なかなかそれっぽい店は無かった。

ふと、クラフトビール屋を見つけたので、毎度な感じになりつつあるけどw、そこに入った。

店内はおしゃれな内装

店員のおねぇちゃんは笑顔が素敵な感じだった。

ヴィーガンバーガーは無かったけど、似たようなサンドイッチがあったのでそれとビールを注文した。

アンバーエール
Good George Brewing
スタウトも飲んだ
個人的には軽めの味だった

店内の雰囲気は好きな感じだった。

ただ、サンドイッチについてきたポテトが衣が多くて、、、これでお腹満たすのは嫌だな、と思うと同時に、めっちゃカレーが食べたくなってきた。

ここ数日で逃し続けたタイカレー。

あの後、欲のままに行動するのってどうなの?食欲どうなの?なんて思っていた。

が、カレーがめちゃくちゃ食べたい、と思い始めた。

というか、結構前からカレー食べたくなっていた。

ベジタブルサンドイッチ ポテトフライは僕の好みではなかった

これはもう行くしかない、「許す」と自分に言い聞かせ、ビール屋さんでの飲食をすませた後(ポテトは残しました)近くのインド料理屋へ向かった。

到着すると、店内は誰もおらず、入るかどうか躊躇した。

でも、「やっぱりカレー食べたい」と思って(何気にネットでの評価はチェックしてから)入った。

席についてメニューを見たけど、正直よく分からなかったから感覚で注文した。

グリーンスパイスだったか、それが入った、かつ、エビのカレーにした。辛さはHotで三段階で一番辛かった。

カレーにはナンとご飯がついてきた。今思えば、日本のインドカレー屋ではサラダついてくるところ多いけど、この時は無かったな。

いや、そんなことは関係ないくらい、カレーがめちゃくちゃ美味しかった!

渇望していたからってのもあるかもだけど、それを差し引いてもとても美味しかった。

とても満足した。

大満足だったカレーセット 店内は高級感のある内装だった(写真はないけど)

カレーを堪能した後、そのまま宿に直行した。

その途中にあった酒屋に足が向きかけたけど、今日はもう飲まないし、と思って寄るのはやめた。

宿でチェックインして(フロントでインド人と思われる受付の方が言った”クレジットカード”が聞き取れず…「?」でいたら紙に”Credit Card”と書いてくれた汗)ゆっくり。

ガイドブックに載っていたタウランガのお店をネットで調べてみると、閉店している店が結構あった。

そういえば宿に向かう途中も、空いてるテナントがたくさんあった。

コロナで結構潰れてしまったのかな、と思った。

そしてお店を調べていて「この辺りで長期滞在無理じゃね?」と思い始めた。

なぜなら、食事を買えそうなスーパーやオーガニックストアがなかったから。

いきなり長期で宿を取らなくて良かった、とホッとした(笑)

一旦長期滞在のことは頭から外し、まずは色々と回って楽しむことにした。

この後どう過ごすかを決めるのはその後だな、と。

長期滞在するならウェリントンかもな、とも思いつつ、やっぱり自然かなぁなんてことも思いつつ。

39日目につづく(帰国まであと37日)

Hiroki a.k.a HIRO
  • Hiroki a.k.a HIRO
  • 40代 / 躁鬱人
    サラリーマン歴15年
    2年前に会社を辞め、京都へ移住。
    NZの旅の途中で語学留学を思い立ち、2023年から語学留学を開始。
    2024年から木彫(Wood Carving)をはじめて、その面白さに気づく。
    現在、京都とネルソンの二拠点生活を目指している。

    興味:Carving(木彫) / 日本の文化(Japanese Culture) / 日本語(Japanese Language) / 京都(Kyoto) / 左京区(Sakyo ku) / 江戸時代(Edo Period) / 旅行(Travel) / 歩くこと(Hiking) / 農のある暮らし/ 環境問題 / 書くこと(Writing) / 音楽(Music) / 漫画(Manga) / アート(Art) / クラフトビール(Craft Beer) / Buddhism / Shintoism

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